フィットネス効果を最大限に高める音楽の選び方

屋内運動24

走る時、筋トレする時、追い込みをかけたい時。テンション上がる音楽がガンガンかかっいてたら、頑張れますよね。逆にヨガなどで瞑想したい時は、ヒーリング系のBGMや自然の音を聴きながらすると、スーっと瞑想に入っていけます。

耳から入った音楽は脳を刺激し、刺激を受け取った脳は神経を介し筋肉に影響を与えます。このように、体を動かすことと音楽は密接な関係があり、とても重要なのです。


音楽は脳にどう影響するの?

あなたの好きなアーティストまたは、好きな楽曲を思い浮かべてください。そのメロディやリズムはどんなもので、どんなところが好きですか?その音楽を聞くことで心がリラックスしたり、作業に集中できたり、シーンによって選ぶ音楽は違ってくると思います。

音は空気を振動させることで伝わりますが、その振動が脳を刺激します。脳はその刺激を受けさまざまな反応を示すのです。医学の研究では、音楽の持つ不思議な力が解明されてきています。ダメージを負った脳が、ある音楽を聴かせることで回復している事例もあります。

さらに、心地よい音楽を聴くことでコルチゾール(ストレスを感じた時に放出されるホルモン)の値が下がり、その結果免疫力が高まることも確認されています。何気なく、気分で選んでいる音楽かもしれませんが、それはその時あなたの脳が求めているものと言えます。

好きな音楽は体を壊す!?

黙々とフィットネスに励むよりも、好きな音楽を聴きながらの方が捗る経験のある人は多いのではないでしょうか。テンションが上がるから?果たしてそれだけでしょうか?体を動かすときに心地よく感じる音楽は、筋肉の痛みや体を動かすときに感じる苦痛を緩和する作用があります。

これは麻痺と表現することもできますが、とても危険です。筋肉は細い繊維が束になっていますが、動かすことでその細い繊維が切れます。小さいレベルで怪我をしているわけです。痛みや苦痛に鈍くなったまま体を動かし続けると、大怪我になってしまいます。

痛みや苦痛は、脳が危険信号を送っているサインです。これ以上は耐えられませんよ、これ以上するのは危険ですよと教えてくれているわけですが、体を動かすときこの感覚にしたがって継続するのが重要です。オーバーワークは、体を壊すことはあっても、体にいいことはありません。

どうせやるなら音楽でテンションあげてガンガンやりたい!とお思いになる方もいるかもしれませんが、それは脳からの危険信号を無視し体によくないことをしているということになりますので、気をつけてください。

フットネスの時はやっぱり歌詞で励ましてもらった方がいい?

プロスポーツで選手が入場する時、とってもポジティブな歌詞を口ずさみながら歩いてくるシーン。

フィットネスに興味のあるあなたならきっと1度は見たことがあるでしょう。ツライ時、歌詞で励ましてもらったらもう一踏ん張りできそうです。

しかし、歌詞付きの歌は避けた方がいいでしょう。なぜならそれは、脳への刺激と反応にあります。脳はつねに五感(視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚)から受ける刺激(情報)を処理し、フィードバックして筋肉などの抹消器官へと信号を送ります。

言葉の情報が入ってくると、脳はその言葉の意味を理解しようと勝手に働きます。音楽のが体に及ぼす影響を最大限にするためにも、必要のない情報は入れない方がいいのです。

わからない言語でも、例えば日本語の発音に似た言葉に聞こえると、それをなんとか理解しようと脳のさまざまな回路が働きます。始める前に気持ちを高ぶらせるために歌詞付きの歌を聞くのは効果的と言えますが、最中は避けましょう。

結局、なにがいいの?

”心地よい”その感覚を大切にしてください。聴いて心地いいと感じる時、脳はかなりいい状態にあります。その結果、免疫力が高まっていたり筋肉運動のパフォーマンスも上がっています。幸せを感じるホルモンは大量に分泌され、ストレスホルモンは減少しています。

逆に、人の声や音を不快と感じたことはありませんか?別にその人のことが嫌いなわけじゃないのに、なんか声がイヤだと感じたり、黒板を爪で引っ掻く音はイヤな音の代名詞のようなものです。俗に言う”生理的に無理”と言われるものですが、これらは努力で改善できることではなく、受け付けてはいけないもの、危険なものとして脳が認識しているのです。

よって、聴いた時にどのように感じるかという自分自身の感覚に頼るのが一番いいのです。この曲がいいというものはたくさんありますが、人の顔や体格がみんな違うように、音は1つでも受け取る方はみな違います。自分自身が感覚的にいいと思ったものが、あなたにとって最高の音楽ということになります。

シーンに合わせた音楽選びをしよう

想像してください。瞑想したいと思っている時、ガンガンにハードロックが流れていたらどうでしょう。追い込みをしたい時、スローなオルゴールの音楽が流れていたらどうですか?なんかしっくりきませんよね。瞑想時と追い込みの時では、脳の状態は違います。

感情も感性も違うので、当然心地よいと感じる音も変わります。フィットネスの内容やプログラムに合わせてカスタマイズされた音楽がベストです。

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ソルフェジオで差をつけよう

ソルフェジオ周波数とは、ある特定の音階です。心身を整えたり、傷ついた細胞やDNAの修復をしたり、脳の機能を高めたりとさまざまな効果があります。特定の音階なのでメロディーではありません。この特定の音階で有名なのは、宇多田ヒカルさんや美空ひばりさん、徳永英明さんらの歌声から発せられる”f/1(えふぶんのいち)のゆらぎ”という音階です。

この音階の声が出せる人は、聴いた人に心地いいと感じさせることができるので、ヒットメーカーになる傾向にあります。このように、はっきりと認識できない音階であっても、脳はその刺激を受け取り反応することができます。

自分に合った周波数を取り入れることにより、ただ音楽を聞くのとは大きな差が生まれます。

雨の日はトレーニングが捗る!?

フットネスに限らず、物事に集中したい時、もっとも集中力を高める音は雨の音とされています。もちろん、いろんな降り方があるのでちゃんとした音源から確保するのがいいですが、自分用にカスタマイズされた音楽のバックに、小さく雨の音を入れておくのもいいかもしれませんね。

ソルフェジオ周波数と同様に、明らかにその音や音階が認識できるボリュームは必要ありません。あなたの好きな音楽の邪魔をしない程度のボリュームで構いませんので、これらの音もうまく取り入れるといいでしょう。